こんにちは、keiです。
自宅のとなりでフェイシャルエステに特化したサロンを自営しております。
看護師からサロン経営の転職から約15年の経験談や
コスメコンシェルジュなどの資格を活かして、美容のこと、化粧品のことなど発信しています。
梅雨も明けて、日差しが強くなってきましたが、
普段、お化粧をあまりしなかったり、美容に疎いと言われる方でもさすがに日焼け止めクリーム(ローション?スプレー?)はこの時期お使いになられるのでは?
去年購入したものがまだ余っていてそのまま使っている方も多いかと思いますが
まさか、2~3年前に購入したものをまだ使用しているって方もいたりなんかして?
きゃあ~~~~、やめてくださいね!!
お肌が泣いていますよ(>_<)
日焼け止めは毎年更新しましょう。
なぜかというと・・・・
開封して1年以上経過してしまった日焼け止めは、残念ながら効果が失われているからです。
せっかくですから年々進化している新しい日焼け止めを使いましょう。
ということで今回は紫外線対策に必須アイテムのUVケア製品について
知っているようで知らなかった最近のトレンドを含め、お勉強してみたいと思います。
肌色に対する考え方や流行の変化、技術の進化などによりUVケア製品のトレンドも常に変化していますが、
UVケアの歴史について調べてみましたよ~~
色白が美人の第一条件だった1950年以前の時代、
1923年に日本初の日焼け止めが誕生したそうです。
1950年~1980年代中旬頃 日焼け歓迎時代突入
欧米で「ブロンズ色の肌」が上流階級の証に。日本でも健康的な小麦色の肌が女性の憧れとなりました。
オイルやクリーム状の過度な日焼けを防ぐ日焼け止めが主流だったようです。
日焼け後のほてりを抑える2層タイプのカラミンローション(知ってる??)が広く使われていたそう。
1980年代後半から2000年 焼かない時代到来
日焼けブームが去り、日焼けを防止する製品がメインに。
当時は強い紫外線を浴びるレジャーでの使用が目的でした。
SPF値の表示を評価する消費者が増えたことから、より高いSPF値を競う
「SPF戦争」が勃発したそうな・・・。
2000年に最高値がSPF50と定められました。
安全性が高いとして、ノンケミカル処方(紫外線吸収剤を含まない)の製品が登場。
シートタイプの日焼け止めも発売。
2010年代 紫外線をカットするアイテムの使用が日常化
紫外線を防ぐ習慣が浸透し、毎日手軽に使用するための「使いやすさ」を重視した商品がシェアを占めるようになり、化粧下地やファンデーション、リップなどにもUVカット機能が追加されるようになりました。
美白などの美容効果が追加された商品が登場。
白浮きの少ないみずみずしい使用感の製品が人気に。
スプレータイプなども登場。
そしていよいよ・・・
2020年 新発想の日焼け止めが続々登場
紫外線を防ぐことが当たり前になり、UVカットだけではなく、このような機能を持つものまでが登場しています。
①透明感があるように見せる
肌色をトーンアップさせ肌をキレイに見せてくれる
②紫外線以外の対策
ブルーライトや近赤外線、たばこの煙や車の排気ガス、花粉、黄砂などの環境ストレスからも肌を守ってくれる
③焼けない、落ちない機能の追求
塗りムラ防止・擦れによる性能低下を防止する機能の向上
以上・・・
そう!日焼け止めは年々進化しているのですね!!
keiがまだあどけない(笑)子どもの頃は
子どもは黒んぼが元気でよいと大人にもてはやされ、
色が白いと逆に大丈夫かと心配されていたものです。
keiはどちらかというと子どもの頃は色白だったので、親が心配してやたら外に出ろといわれ、全くの無防備で紫外線浴びてました~(苦笑)
昔の夏の化粧品のTVのコマーシャルといえば、ギラギラ降り注ぐ太陽の下、こんがり焼いたお肌のお姉さんがサンオイル塗ってビキニスタイルで登場してたりなんかして、あ~懐かしいですねぇ。
いまは「絶対焼かない」ですもんね。
しかし・・・日本古来より白い肌が美しいといわれてきたのに、なぜ1950年~1980年代は小麦色のお肌に憧れていたのでしょうか??
色白よりも小麦色のお肌のほうがシュッとして引き締まってみえる、スマートにみえるっていうのもあったのでしょうね。
欧米人に少しでも近づこうと思った時代だったのでしょうか・・・
「紫外線は百害あって一利なし」
そんなこともつゆ知らず・・・ああ、恐ろしい・・・
ということでUVケアはいまや常識。
進化したアイテムが増えた現在、増えたぶんだけどれを使ってよいか迷いますよね。
次回はUVケア製品に表示されている
SPFやPAについて、
そして、どんなものを選べばよいか
また、効果的な使用法について学んでいきたいと思います~~
それではまた、
最後までお読みいただきありがとうございました。