レディースクリニックさんとご縁がありまして
産後のママ対象に出張エステのお仕事をさせていただいております。
こんにちはkeiです。
この仕事は自分のサロンを開設する前からずっと継続しているのですが、気づけばなんと、17年目突入となりました❗️
(ちなみに当サロンは16年です😄)
自分で言うのもなんですが、
よ~くこんなに続けることができたなぁと思います。
はじめの頃に施術を受けられたママさんのお子様が今は高校生なんですよね😆
いやぁ~~、それはビックリ&感無量ですよ💦
振り返るといろんな体験を重ねてきたので、
ここらでブログにいろんな想いを書き留めておこうと思います。
- 出張エステの仕事を始めたきっかけ
- どんな施術をしているか
- 出張エステで苦労したこと
- 産後のママさんとのエピソード
- クリニックのエステを長いあいだ続けられた理由
- 産後のエステをしていて良かったこと
- 今後の展望として
出張エステの仕事を始めたきっかけ
ご縁は不思議なもので
わたしが以前勤務していた病院の産婦人科ドクターが開業することになり、そのときの同僚だった助産師さんからの勧めもあり、産後のママの癒やしにと、
クリニックでアロマトリートメントやフェイシャルエステを提供することになったのです。
どんな施術をしているか
産後に必要なケアを!
産後のママさん対象に退院までのあいだにクリニックのサービスで、フェイシャルエステを受けていただいております。
また、ママさんの希望があればオプションで有料になりますが、
フットトリートメントやハンド・デコルテ・ネックのトリートメントも承っております。
出張エステで苦労したこと
なかなか思うようにすすまない!
はじめの頃は、メニューの設定・スケジュールの調整に悩みました。
なんせ産後のママさんの入院中は時間毎の授乳や様々な産後の指導を受けたりと結構忙しい。
5日間の入院中のあいだに(経産婦さんだと3~4日で退院のこともあり)
エステのお時間を調整していただくのです。
しかもお産は流動性があるので、産後のママさんがおひとりだけのこともあれば出産ラッシュで10人以上もいらっしゃることもあり。
そうなると、施術者のわたしだけのスケジュールよりも、クリニックのスタッフさんがママさんとの時間の調整などの采配をお願いしなくてはいけないので、それはもう頭がさがります。
当初はクリニックのスタッフさんも産後のエステにはあまり馴染みがなかったせいか、
わたしがエステに出向くと、なかなか時間通りに進まなかったり、
ママさんからは「えっ?聞いてませんけど」みたいなリアクションだったり(汗)
いきなり「エステの時間です」っていわれていきなりエステを受けるみたいな。
(それはそれでサプライズな感じでけっこう喜ばれましたが・・・)
今では産婦人科で産後にエステをうけるというのはよくきかれるサービスかと思いますが、当時はまだ珍しくて、全スタッフにはすんなり受け入れてもらえなかったのかもしれません。
クリニックのスタッフさんありがとう
おかげまで現在はクリニックのスタッフさんのおかげで、月曜日と木曜日の午前中の時間帯に予約枠をきちんと管理していただいておりまして、スムーズに施術をさせてもらってます。
これに関しては、本当に感謝しております。
クリニックのスタッフのみなさまありがとうございます😊
産後のママさんとのエピソード
エステ時間はママにとっては爆睡タイム
オプションなどのメニューをつけられない場合は、お一人のエステのお時間枠は30分になっております。
30分の間に準備や後片付けをしなければいけないので施術時間は平均20分くらい。
短時間ではありますが、ほとんどのママさんは意識を失います(笑)
壮絶な出産を終えて、3時間毎の容赦ない授乳タイム。
「イタイ・ツライ・ネムイ」
そんなワードがぴったりあてはまるこの産後まもない時期に、なんともここちのいいフェイシャルエステは自分へのご褒美なんですよね😍
特にオプションをつけられたママさんは幸せな時間を堪能されてますね。
いろんなママさんに遭遇
そんなママさんの施術をたくさんさせていただきましたが、
時には施術中にお肌のお悩み相談を受けることも。
育児相談を受けたり、なかにはお姑問題や夫婦問題なんかも・・・。
ひと言も言葉を発しないママさんもいらっしゃれば、機関銃のようにお話されるママさんもいて。
若いのにめちゃくちゃ立ち居振る舞いが丁寧な方だったり、まったく真逆の態度の方もいたり・・・。
短時間しか接してませんが、いろんなタイプの方に関われたことはとてもいい経験になりました。
ある時には、ばったりお知り合いの方に遭遇したり。
そんなときはお互いビックリしすぎて大盛り上がり😄
ビックリと言えば、
わたしのエステを受けるのが4回目だという方も!
(4回目のお産ということですね、スバラシイ🙌)
そのひと言に癒やされる
それはもういろんな方の施術をさせていただきましたが、すべての方に共通していえるのは、
施術後に必ず
「ありがとうございました」
と、とっても素敵な笑顔でエステルームを去られるのです。
そんな素敵な笑顔にわたしは毎回癒やされているのです。
クリニックのエステを長いあいだ続けられた理由
好きだから続けられる
17年目となり、振り返れば長くなりましたね。
過去に数回、都合でいけない時に代理の同業者の方にお願いしたことがありましたが
ほぼほぼ皆勤賞かな。
(健康だけが取り柄ですから!)
ただ。。。産後のママさんとの年齢差もどんどん開いていく(汗)
まるで対象のママさんはわたしの娘のよう(笑)
あ、でもこれだけは言わせてください。
こんなに長く続けられたのは、
なにより施術が好きだから!
何人もの施術が重なり、時には一日中時間を費やされ、
単調な作業がずっと続いて、まるでエステマシーンのようになっていたこともあったけど、
「気持ちがよかった」「すっきりした」「癒やされた」
そんな言葉が時間を忘れさせてくれるのですよ。
産後のエステをしていて良かったこと
なんといっても産後のママに喜んでもらえる!
お産は女性にとっては人生での一大イベント。
とくに産後入院中の期間は体も心も大きく変化してます。
女性ホルモンの変化やこれからの育児に対する希望とか不安だとか。
そんな大事な期間に、ちょっとした癒しの時間があるというのはとても有意義であり、喜んでいただけます。
そこにきて「エステ」の施術を提供できることがうれしくもありやりがいもあります。
ナースの経験がここで役に立った!
お産は病気ではないとえ、帝王切開後のママさんもいらっしゃいますし、あらゆる産後のトラブルをかかえる可能性もあるので、施術者もいろいろと配慮が必要になるのですが、産後のママのケアのポイントは以前産婦人科でのナースとしての勤務経験が役に立ちました。
産後の入院中の経過は心身ともにどのように変化していくかとか、
帝王切開の術後は麻酔の影響でどんな症状がでやすくて何を気をつけたらよいかなど。
他にも、わたしができる範囲内でアドバイスできること、
たとえば足がむくみやすい時はどうしたらよいかなど。
すこしでも安心感をもっていただけるよう心がけています。
施術の回数がわたしの腕を上げてくれた!
ホントにたくさんのママさんの施術をさせていただきましたが、年代的にはお若い世代のお肌に触れ、
いろんな肌質がありいろんなお悩みがあるということをこの手で感じることができました。
この施術経験がエステの技術をさらに向上させてくれたと思うのです。
今後の展望として
産後のエステサービスは必須です
コロナ禍の影響で産後のママのクリニックでの入院生活も変化しました。
以前と違って家族の面会も制限され、今はSNSやビデオ通話などがあるとはいえ、寂しさや心細い気持ちになったりすると思うんです。
そんな時にエステなどの癒しの時間は大事であり、120%喜んでいただけるものだと自負してます。
ずっと継続していきたい
なので、できる限り(クリニックさんの意向もありますが…)続けていきたいと思います。
願わくばわたしの後釜としてバトンをわたせる人が現れないかと密かに想いを伏せる今日この頃です。
「わたしらしく美しく」 自分のお肌を慈しみ、女性らしさを愉しみましょう
メナードフェイシャルサロン高岡福岡町
オーナー 津田 敬子